~定点観測:2024年9月の日本の株価動向について~
◆2024年9月30日現在、日本の株価市場は不安定な状況が続いていますね。皆様も心がザワついていらっしゃるかと思います。今回は、以下に最新の情報と今後の展望をお伝えしようと思います!
最近の市場動向
◆日経平均株価は、9月初旬にて大幅な下落を経験したのは記憶に新しいですね。9月4日には前日比1,638円~(4.2%)安の37,047円程で取引を終えています。この下落は、8月初旬に記録した歴史的な急落と、類似した要因によるものでした。
・以下はその主な下落要因:
- 米国景気の先行き不安
- 米国ハイテク株の急落
- ドル安・円高の進行
これらの要因が重なり、特に海外投機筋による、先物売りが影響した可能性が高いとされています。
市場の不安定さの背景
◆日本市場は現在、過度な金融緩和が生み出した「円安株高バブル」の調整期にあると考えられています。日米の金融政策が逆方向に動いていることや、日本の物価高の懸念が、徐々に緩和されていることから、今後は緩やかな円高が予想されています。ただこれは短中期的な視点での話ですので、将来的な円安の流れは変わらないのではないかと、私個人では考えています。
今後の展望について
- 短期的な見通し: 当面は米国の経済指標に大きく左右される状況が続くと予想されます。特に雇用統計などの重要な経済指標の発表には、依然として注目が集まっています。
- 中長期的な見通し: 日経平均株価は、長期上昇トレンドを上抜けている最中であり、過度な悲観は不要、とは考えています。ただし、安定的で持続的な株高には、企業の1株当たり利益(EPS)の上昇が必要ですので、日本の企業の成長には注視しなければと思います。
- 円高の影響: 緩やかな円高は物価高懸念を緩和し、個人消費にも追い風となる可能性があります。しかしながら、急速な円高となれば、再び株価の急落が生じる可能性もありますので、注意が必要ですね。私はこの円高基調は、外国株への投資のチャンスだと考えています。
読者の皆様へ
- 分散投資: 耳にタコが出来るくらい言われていることですが、市場の変動に備え、リスク分散は重要ですね。
- 長期的視点: 短期的な変動に一喜一憂せず、長期的な投資戦略を維持することが何より大切です。※焦った狼狽売りが、投資において最も敵だと思っています。私と一緒に自分に打ち勝ちましょう!
- 情報収集: 米国の経済指標や日本企業の業績動向など、重要な情報を常にチェックしましょう、、、と言いたいところですが、中途半端な情報は判断を狂わせます。あくまで俯瞰的な立場で平静で居れるとよいかと思います。
- 冷静な判断: 市場の急激な変動時こそ、感情的な判断を避け、冷静に状況を分析することが大切です。そんなことは言われなくても分かってるんだ、とはなりますが、、笑
◆日本の株式市場は現在、変動の大きい時期にありますが、長期的には上昇トレンドにあると、私も考えてはいます。皆様にとってこれらの情報が少しでも参考になれると、私もとても嬉しいです。