~定点観測:2024年10月の世界の株価動向について~米国編
今回は、2024年10月の世界の株価動向、特に米国市場に焦点を当てて話そうと思います!
米国株式市場の動向
全体的な見通し
米国株式市場は、FRBによる利下げ開始を受けた経済の軟着陸期待を背景に、堅調に推移すると予想されています。9月にFRBが4年半ぶりに0.5%の利下げを実施したことで、投資家のマインドが改善していますね。
主要指数の状況
- NYダウ: 42,000ドル台の史上最高値を更新
- S&P500指数: 5,700ポイント台に上昇し、過去最高値を更新
- ナスダック総合指数: 7月の最高値18,671.07ポイントには届いていないものの、上昇傾向
注目ポイント
- 経済指標: 10月4日の米国雇用統計、10日の消費者物価指数(CPI)の発表が重要
- 企業決算: 10月後半から始まる決算発表が相場の方向性を左右する可能性
- 季節要因: 10月は投資信託や個人投資家の節税対策売り、ヘッジファンドの換金売りが出やすい時期
投資戦略への示唆
- ソフトランディング期待: FRBの利下げ政策により、経済の軟着陸期待が高まっています。これは株価を下支えする要因となっています。
- 企業業績: 米国企業の業績は好調を維持しており、S&P500種指数の予想1株当たり純利益(EPS)は前年同月比+11.1%と2桁の伸びを示しています。
- 変動性: 米大統領選挙の動向や企業決算によっては値動きの荒い展開になる可能性があります。
- 長期的見通し: 専門家の見解によると、S&P500指数は年末にかけて8~10%程度の上昇が予想されています。
結論
米国一国投資を行っている私にとっては、全体的に前向きな見通しが示されているかなとは思っています。しかしながら、短期的には経済指標の発表や企業決算、政治イベントによる変動に注意が必要だと思っています。長期的には企業業績、経済の軟着陸期待が株価を支える要因となると予想されますが、分散投資の観点からも、他の地域や、資産クラスへの投資も検討する価値があるかもしれません。オルカン、中国株、インド株と悩みますが、色々良い真下が、私は引き続き米国を信じて行こうと思います!