高配当株とインデックスの違い
まずは、私も当初インデックス投資から入った人間ですが、高配当投資について、その違いがよくわかっておりませんでした。今回は簡単にその違いについて、見ていこうと思います。
高配当株式投資は、インデックス投資とは異なり、タイミングを考慮することでより効果的な投資戦略となります。以下に、高配当株式では、タイミング投資が必要な理由についてご説明します。
配当権利確定日周辺の株価変動
高配当株式は、配当権利確定日前後で株価が変動する傾向があります。
- 配当権利確定日前:株価が上昇しやすい
- 配当権利落ち日:株価が急降下する可能性がある
- 権利落ち後:次の配当に向けて株価が持ち直す
この株価の周期的な変動を利用することで、投資効率を高めることが出来るのです。(タイミングを見極めるのは必需とも思っています)
基本的な買いのタイミング
- 配当権利落ち日付近の安値
- 配当権利日の1~2か月前
- 権利落ち後に株価が下落したとき
基本的な売りのタイミング
- 配当権利日まで1
- 株価が大きく上昇したとき
- 長期保有して配当を継続的に受け取る
※インデックス投資との違い
インデックス投資は市場全体の動きに連動するため、個別銘柄の配当サイクルを考慮する必要がありません。一方、高配当株式投資では、配当サイクルに合わせたタイミング投資が必要です。
高配当株投資の利点
- 配当による安定的な収入
- 株価下落リスクの軽減
- 長期保有による複利効果
ただし、高配当株投資においても、企業の業績や財務状況を十分に分析することが重要ですし、一括購入や分散投資など、個人の投資スタイルに合わせた戦略を選択することも大切ですね。